舞鶴にある関西電力の発電所を見学してきた。
関西電力が持つ、唯一の石炭による発電所なのだ。
1号機、2号機あわせて180万キロワット、大飯原子力発電所の1.5基分に相当する。
今となっては、貴重なベース電源なのだそうです。
環境対策がされていて、けっこうクリーンなシステムのようなのですが…。
さらなるCO2削減がなされていけば、優れたベース電源になりそうです。
ちなみに、環境水準は世界のトップレベルなのだそうです。
現在 24時間フル操業をされています。
石炭を微粉炭に加工して…。
バイオマス燃料を混ぜて燃やすのだそうです。
バイオマス燃料である木製ペレットを混ぜることによって…。
石炭の消費量を抑え、CO2排出量を削減しているのだそうです。
タービン建屋もすっきりとしています。
原子発電所とはずいぶんと様子がちがっていました。
なによりセキュリティーが違います。(^_^メ)
それと集中制御室の人員も少ない。
ただ、ハイテクな設備の中にある、マニュアルな部分が面白いのだった。
(石炭の積み下ろしは自動でするものの、最後は人間がスコップをもってするのだとか、
燃焼後の灰が大きな塊になって落ちてきた時などは、やはり人力でかき出すのだとか…)
とにかく、楽しく学べたのでした。(^^♪
ちなみに、中国の石炭火力発電所には、このクリーンシステムがないのかな?!
そのために、あまりありがたくないPM2.5がとどけられるのだったら…。(^_^;)