神戸 中華街

                 
連休中の中華街は 人・人・人           西安門での記念写真！

　　　　　　
孫とお嫁さんのお土産にと、チャイナ風のTシャツを買いました。

　　　　　　
中華街はどこのお店もいっぱいだったので、昼食は三宮で!!

写真の楽膳居で本格中華をいただきました。
上海出身のご店主です（でも上海の事はあまりよく知らないとのことでした）

じつは、このお店に入って驚いた事があります。
　
入口を入ると右側にレジがあり、左側には椅子が数脚おいてある。
　
いくら待っても誰も出てこないので、中を覗いてみると、お客さんはテーブルを囲んで食事をしている。

しばらく待っているとお店の人らしい写真のおじさんが店内をかっ歩しているのが見えた。
　
食事をしたいと告げると、待っていただかないといけないと言う、どのくらいの待ち時間かとたずねると、３０分とのこと、他に待っている人も居ないので待つ事にして、５分ほど待つと“どうぞ”と一番奥のテーブルに案内された。
　
テーブルについても中国茶だけ出して、なかなか注文を聞きにこない。
　
急いでいるわけでもないので、まぁいいかと気長に待っていた。
　
待っている間にいろいろ観察していると、どうもこの店には、ご店主以外の人の気配がない。
　
そんなはずはないと興味を持って観察していると、どうしても他に人が居るようには思えない。
　
そこにまたお客さんが来たみたい、わたしの位置からは見えないのでどんなやり取りかは判らないが、どうやらその方たちは帰ったらしい。
　
いろいろと洞察してみたが、間違いない今この店には、わたしたちと他のお客さん以外はご主人だけだ。
　　
ひとりで注文を受け、調理して、　ひとりでテーブルに運び、テーブルを片付け、　ひとりで洗い物をして、最後にレジにたっている。
　
すごいやっちゃ!!　
そう考えだすと観察するのが楽しい！　
やっとわたし達の注文を聞きに来た！  
「どうもお待たせしてすみません」　けっこう愛想いいやん!!　　

お昼のコースを注文すると先ず前菜が出てきた、わたしは料理の事より、ご主人のほうが気になりだしてきた。
　
お客さんが帰った後の食器がテーブルにたくさん残っている。
　
あっ!　テーブルの食器を片づけだした！　
厨房らしきところのカウンターの上に運んで行く！　
あっ!　いなくなった！
あっ!  カウンターの中から手が出てきた！　
間違いないご主人の手だ!　
もう・・・！気になってしょうがない・・・！！

その間もちょこちょこと料理が運ばれてくる。　

「すみませ～ん」  どうやら１組帰るらしい、レジのほうに行った。　

ご主人汗だくで奮闘!!  　“頑張れご主人”　応援したくなった。　　

「お待たせしてすみませんネ」　　「いいですよ、いそぎませんので」  そうこう言いながら、わたしの好きな小籠包が出てきた!　　

もちろん美味しい食事もありがとう!!　

いろんな意味で、もう一度行きたいお店でした。