大飯原子力発電所を見学!
大飯原子力発電の見学は、今回で5度目ですが…
さらにセキュリティが強化されていました。
以前、アトムの旅行会にご参加いただいた方はご存知だと思いますが、
厳重なセキュリティチェックが、さらに厳しくなっています。
見学前には身分証明書(免許書やパスポート等)を提示して確認が…
現在、大飯発電所では1、2、3、4号機ともに運転が停止しています。
この間も関西電力職員の方達は、再稼働に向けた作業点検をしているそうです。
地震・津波が発生した場合を想定して、3つの役割を確保するための対策を講じているようです。
福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、
電源の確保
空冷式の非常用発電機を、津波に影響されない高台に配備。
恒設非常用発電機の追加設置。
鉄塔の建て替えや、外部電源の回線を追加。
浸水対策として、扉のシール施工や、水密扉への取替がされていました。
さらに、発電所開閉設備の屋内施設化や、高所移設等の浸水対策がされています。
冷却機能の確保
復水タンクに海水等を給水するための、消防ポンプ・消火ホース等を追加配備。
タンク周りの防護壁設備(現状よりさらに6mかさ上げ)
補助給水代替えポンプを配備。
冷却機能の確保。
移動可能な海水供給用エンジンポンプの設置。
海水ポンプ防護壁の設置。
海水ポンプモーター予備品の保有。
ディーゼル駆動式の大容量ポンプ車の配備。
とにかく、考えられるありとあらゆる対策がとられているようでした。
それらを用いた訓練が、定期的に行われているそうです。
安全で、安定した電気の供給がされることを願うのでした。
チョットだけ緊張が解けた場面をご紹介!
見学用のバスに乗って施設内に入る際にヘルメットを渡された。
バスを降りてスケルトン建屋に入る際には、ヘルメットの着用は指示されなかったけれど…
見学が終わって出口からバスに向かう際には、ヘルメットの着用を指示された。(^_^;)
バスを降りて建屋まで20歩あまり、建屋出口からバスまで15歩あまり。
ヘルメットの着用、不着用はなんだったんだろう。(笑)

