エコキュートの(エラーC20) レスキューコール 

朝早くから、お得意様からのレスキューコールでした。

お湯は出るがお湯の残量目盛りが満タンになっていない。C20の表示が点滅しているとのこと。

すぐに訪問させていただき確認したところ、たしかにエラー表示が点滅状態でした。

さっそくエラーコードを確認してみると

 

「c03」「c19」「c20」等のエラーコードが出て沸き上げできない(三菱電機エコキュート)

三菱電機エコキュートを使用中に「c03」「c19」「c20」「c21」「c27」「c30」といったエラーコードが表示され沸き上げができない場合、以下の原因と対処方法を試したあと、エラーの強制解除を行ってください。

ヒートポンプ配管の水抜き(空気抜き)が不充分

ヒートポンプ配管の水抜き(空気抜き)を行っていなかったり、不十分だったりする場合、沸き上げが正しく行われない場合があります。以下の記事を参考にして、ヒートポンプ配管のエア抜きを行ってください。

ヒートポンプ配管に水漏れ・つぶれ・つまりが発生している

ヒートポンプ配管に水漏れ・つぶれ・つまりが発生している場合は,三菱電機に依頼する必要があります。

ヒートポンプ配管の流れが止水栓などによって阻害されている

止水栓が閉まっていたら開けます。その他、ヒートポンプ配管の流れを阻害している物があれば、取り除きます。

エコキュートのストレーナーが詰まっている

ヒートポンプユニット下部に取り付けられているストレーナー(フィルター)がゴミなどで詰まっている場合、水が正しく循環されず沸き上げが行われない場合があります。

エコキュートのストレーナー清掃方法

  1. 止水栓を右回しをして閉める
  2. 脚部カバーが装着されている場合、ネジを回して脚部カバーを外す
  3. エコキュート本体(貯湯タンク)の下部が見えたら、ストレーナー(出っ張っているつまみ)を左に回す(多少、水が出ます)
  4. ストレーナーが外れるので、水洗いなどで汚れを落とす
  5. ストレーナーを元の場所へ戻し、右回しで装着する
  6. 止水栓を左回しで開ける
  7. 脚部カバーを装着して元に戻す

※ご自身での清掃が不安な場合は、三菱電機へ点検依頼を行ってください。

貯湯タンクへ給水されていない

貯湯タンク下部にある「給水専用止水栓」が閉じていたり、断水していないか確認してください。もし「給水専用止水栓」が閉じている場合は開けてください。

冬場にはヒートポンプ配管の凍結も

沸き上げができない原因として、冬場にはヒートポンプ配管の凍結も考えられます。

凍結したヒートポンプ配管を解凍するには、以下の方法をお試しください。

  • 翌日の昼まで待つ。(気温が上がって自然解凍)
  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開いて解凍するまで待つ。
  • 凍っている配管の保温材が巻かれていない部分に、10~20度のぬるま湯をゆっくりかける。お湯が出たら配管にかかった水をタオル等で拭き取る。

※タオル等を巻いてぬるま湯をかけるとより効果的です。熱湯をかけると配管が破裂する可能性があるので注意してください。

また、ヒートポンプ配管の凍結を防ぐためには、以下の方法があります。

  • 給湯栓(お湯の蛇口)を少し開いて糸引き状に水を出しておく。
  • 凍結防止ヒーターが設置されている場合は、プラグをコンセントに差し使用する。
  • 凍結予防運転を「入」にする。
    ※入浴後、お湯をアダプターの中心から10cm以上溜めて残してください。
    ※凍結予防運転は、追いだき保温機能が無い機種にはついていません。

以上を確認して原因を解消後、表示されているエラーコードを強制解除します。

三菱電機エコキュートのエラーコード強制解除方法

三菱電機エコキュートを使用中にエラーコードが表示された場合、

【給湯温度▼】ボタン(下げるボタン)+【時計合わせ】ボタン

を、同時に3秒以上長押しすることで、エラーを強制解除することができます。

 

 

といろいろ、可能性はあるようです。

とりあえず、ストレーナーのつまりが一番可能性が高いと判断し、確認作業開始。

  

やはり、ストレーナーにゴミがたまっていました。とりあえずストレーナーを清掃します。

 

綺麗に清掃し、一度ヒートポンプ配管をタンク本体から切り離し、止水栓を開いて水を循環させ清掃させてみました。

とりあえず、2分ほど水を循環させ、ごみの残りがないか確認し、

ヒートポンプ配管、ストレーナーを復旧し、エラーコードを解除して湯沸しテストすると無事、復旧しました。

作業終了後、とりあえずこれで様子を見ていただくことにしました。

T様から「いつもすぐ見に来てくれてありがとう。」とのお褒めのお言葉ありがとうございました。

お得意様にはいつもお世話になっております。こちらことありがとうございました。

 

 

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